15時30分過ぎには上野を出ないと行けないので、そのまま西洋美術館の「ベルリン国立美術館展」へ。ベルリン国立博物館は、プロイセン帝国時代の文化財とコレクションの保護を目的として設立された15の総合美術館・博物館の総称です。すごいですね。
こちらは、比較的ゆっくりと観ることができました。大理石や、胡桃や樫の木材の彫刻、ブロンズ、絵画など多数展示してありました。ここでもやはりフェルメールは、大人気。「真珠の首飾りの少女」は、初来日とあってたくさんの人だかりでした。
鏡を見つめる若い女性の真剣な眼差し。窓から射す光。まるで、そこにいる人のようです。窓から射しこめる光と白い毛皮がトリミングされた黄色のジャケットが柔らかな感じを醸し出します。ガイドでは、中央の壁には地図、椅子にはリュード(ギター) が描かれていたともいわれていたとか。フェルメールは裕福な妻と結婚したためそんなにたくさん絵画を描く必要もなかったそうで、現在残っているのは30数点らしいですね。そのうちの2点も本物を観ることができるなんて私って幸せ者!!本当に贅沢な1日でした。美術館のはしごも初めてで私もそうでしたが、やはり近くであったせいかこの美術館ではマウリッツの袋を持っている人がたくさんいました。
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